■企業概要
同社は2004年5月11日、秋田市新屋勝平町に認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)を運営する事業所として設立。2005年2月には秋田県指定認可を取得し、グループホームソフトハンドとしてスタート。2009年11月にソフトハンド茨島、2013年8月にソフトハンド浜田がそれぞれ開所し、現在秋田市内にグループホーム3事業所を運営しています。
〝目指せ!街角福祉〟を理念に掲げ、「個人を尊重し、安心で安全なやすらぎの施設として地域とふれあい、慣れ親しむ場となる」ことを目指しています。
■社風
職員が提案した企画を尊重し実行に移すなど、気軽に意見を出し合える自由な雰囲気があります。介護の現場では女性の活躍が目立っていますが、ソフトハンドにおいても全職員の半数が女性です。平均年齢も比較的若く、職場は和気あいあいとした感じです。楽しく、明るく、笑い声の絶えないところが、職場としてのソフトハンドの魅力になっています。
■新人研修
グループホームソフトハンドとしての理念をはじめ、介護を担う者として知らなければならない法律の知識や、社会人としての職場のマナーなど、介護現場で働く者にとって大切な知識や実技などの研修を行います。
ー真坂ー
介護の道を志すきっかけは何でしたか。
ー加藤社長ー
特別養護老人ホームでのボランティア活動で、食事のお世話をしたお年寄りの喜ぶ姿に感動したことが、この道に進むきっかけとなりました。6年間、特別養護老人ホームで働くうちに、自分が理想とする施設をつくってみたいという思いが高まり、一念発起しこの会社を立ち上げたのが26歳のときです。
ー真坂ー
御社の強みとしているところを教えてください。
ー加藤社長ー
秋田市内にある3カ所の事業所が雄物川を中心にまとまり、近い距離にあることが特徴です。事業所間の連携とともに、入居者さんとの交流もあり、和気あいあいとした雰囲気となっています。働きやすい環境づくりにも力を入れています。有給休暇の取得はもちろんのこと、夏期、冬期の休暇もあり、自由に組み合わせて休むこともできます。スキルアップを図りたい職員には、各種資格取得をサポートしています。事業開始以来、定期昇給と賞与がなかった年はありません。やる気があれば、確実にステップアップが図れる職場だと思います。
ー真坂ー
三浦さんはケアマネージャー4年目ということですが、仕事についての思いなどを聞かせてください。
ー三浦さんー
とても熱意のある社長なので、これからも一緒に働き続けたいと思っています。利用者さんの「ありがとう」という言葉に心が救われることがありますし、「ここに来て良かった」と言われることが、一番嬉しいですね。
ー真坂ー
仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか。
ー加藤社長ー
施設で過ごす長い時間の中では、楽しいことがあり、悲しいこと、悩ましいこと、苦しいことなどもあります。職員は、自分の家族をいたわるような気配りと思いやりの心を持って入居者さんに寄り添うことで、たくさんの「ありがとう」をいただくことができます。役に立っていると実感することが多く、充実し、やりがいのある仕事だと感じています。
ー真坂ー
今後の展開について教えてください。
ー加藤社長ー
今よりもさらに楽しく暮らすことができ、地域とも連携し、安全な暮らしができる施設にしたいと考えています。働ける時間に制約のある子育て中の女性の方たちも働きやすいように、また、働き盛りの男性も納得できる職場環境と待遇の向上に努めていきたいですね。