■企業概要
県内で30年以上、産業廃棄物等の収集運搬業務を担ってきた浮田産業輸送株式会社。その子会社としてタクシー業務を行う浮田産業交通有限会社は、今年で設立から11年目になります。同社代表取締役の浮田社長が、「タクシー業界で働く人の待遇を良くしていきたい」という思いで展開しました。勤務体系や賃金などについては、従業員の待遇改善に取り組む同社ならではのシステムで、地域の業界発展に貢献していくこととしています。
■職場について
タクシーのドライバーになるには第二種運転免許が必須です。ただし、普通自動車免許しか持っていない人でも、やる気が認められれば会社負担で自動車学校に通い免許を取得することができます(生活費は自己負担)。免許取得にかかる時間は最短で20日程度です。免許がないからと諦める必要はありません。
■今後の展開
これからさらにサービスの質を高め、顧客との信頼関係を深めることで予約客を増やし、売り上げアップにつなげていく考えです。そのために、今後も人材育成に力を入れていきます。会社の理念に共感し、やりがいある仕事で自分の力を発揮していきたいという人は活躍することができる職場です。
ー真坂ー
浮田産業交通さんは、24時間体制で営業されているんですね。忙しい時間帯とかってあるんですか?
ー浮田社長ー
忙しいのは、だいたい朝の5時から8時まで、それから夜の19時から20時までの間です。お客様が必要なときに動くのがタクシーですので、お盆もお正月もほとんど変わらず24時間で営業しています。スタッフは早番と遅番がありまして、交代で業務に当たる形です。弊社にはご予約のお客様も多く、ホテルの送迎等では特に乗り心地の良い車を求められることから、昨年新しい車にかえ、もともとあった車椅子専用車2台と合わせ現在計17台で営業を行っております。
ー真坂ー
新しい車で、お客さんもドライバーさんも快適♪
ー浮田社長ー
燃費の良い車になったことで利益にもつながっておりますし、売り上げもアップしたらその分従業員へ還元していきたいと思っています。タクシー業界は全国的にも人材不足の状態ですので、働き手の待遇を改善していくことで課題をクリアしていければ。私自身も20代のときにタクシードライバーの経験があるのですが、業界全体の賃金が極端に安いと感じたんですよね。これではいけないという思いで、従業員の賃金アップを目標に日々取り組んでいます。社宅を建てることも今後の目標ですね。勤務体系をはじめ、これからも弊社の独自性を出しながら発展していきます。
ー真坂ー
生活が安定すれば、心にも余裕ができて生き生きと働けそう!
ー浮田社長ー
働きやすい職場であれば従業員のモチベーションが上がり、質の良いサービスにもつながりますよね。タクシーは利便性や乗り心地も大事なのですが、それ以上に接客が重要です。例えばお客様の中には、静かに過ごしたい方がいれば、会話を楽しみたい方もいる。そこを見極め快適に乗っていただくと。相手の気持ちを酌むのは難しい部分もあるかもしれませんが、だからこそ自分の接客に満足していただけると嬉しくなります。誇りを持ちながら、人との触れ合いを楽しめるお仕事です。収入アップを目指し、やりがいを持って働きたい方をお待ちしています。