■企業概要
昭和35年7月に創業した鮫川運送株式会社は、福島県に本社を構え東北全県の物流拠点で輸送・保管・加工および施設サービスの提供を行っています。青森営業所の主力業務は、青森県内の大手コンビニエンスストアへの商品配送。「コンビニはインフラだ!安全は当然!」という社会貢献の理念を掲げ、年中無休で日夜お弁当・お惣菜・パンなどを配送しています。
■業務内容
各メーカーから当営業所に運ばれてきた荷物を仕分けし、トラック1台につき10店舗分の商品を積み各コンビニへ届けます。食品の消費期限を考慮し、効率よく配送できるコースを設定。各コンビニへは1日2回の配送となっており、シフトを組み交代で回ります。アルバイトとして週2~3日、土日のみの勤務なども可能。ライフスタイルに合わせ、幅広い働き方ができる会社です。
■研修制度
運輸部門では、KYT、運転技能訓練、車輌点検方法、簡単な整備方法などドライバーとして必要なことを身に付ける研修を実施します。一通り配送コースを回る2~3カ月の同乗研修もあるため安心です。作業部門では、2週間マンツーマンでピッキングの方法を丁寧に教えていきます。
ーふじポンー
鮫川運送さんは馬車1台から始められた会社だと伺いました。
ー芳賀取締役ー
創業者は先代の社長で、初めは馬車でいわき市の石炭を運送する業務からスタートし、その後福島県内で野菜等の輸送保管を行うようになったそうです。今では山形・秋田・岩手・青森・宮城の東北6県に拠点を構え、トラック150台で各地域コンビニエンスストアへの配送業務を担うまでになりました。
ー工藤所長ー
安全や品質にこだわり、お客様との信頼関係を築いてきたことが今の発展につながっているのだと思います。商品は常温用と保冷用の2つの温度帯でトラックを分け積み込んでおりまして、温度管理もWEB上で徹底して行っているんですよ。
ーふじポンー
お客様のために、しっかりと商品を管理しているんですね。運転には免許が必要ですか?
ー芳賀取締役ー
3トントラックですので、中型の運転免許が必要です。運転する上で最も気を付けなければならないのは無事故・無違反ですので、教育でもその点に力を入れています。しっかりとした新人研修が実績につながり、県警から2年連続で無事故の表彰を受けたこともあるんですよ。指導といっても、上から叱りつけるようなやり方ではなく、本人と同じ目線に立ち、問題の原因を詳しく検証した上で一緒に解決へ向け取り組んでいくスタイルです。
ー工藤所長ー
指導と併せ大事なのは情報の共有化です。例えば運転中に道路に飛び出してきたご年配の方がいたら、配送から帰った後、いつどこで危険なことが起こったのか社内の人間に話したり日報に書いたりすることで、ほかの人もそのルートを通ったときに気を付けることができ、トラブルや事故などを未然に防ぐことにつながります。
ーふじポンー
安全のためにも情報の共有化は大切!今後の展望について教えてください。
ー芳賀取締役ー
従業員とその家族の幸せを、今まで以上に追求する会社にしたいですね。社員の豊かな生活を守ることが会社の務めだと感じます。引き続きやりがいを持って働ける、地域に根ざした会社を目指していきたいです。