■企業概要
当社は、1979年に国内有数の精密電子機器メーカーである日本航空電子工業株式会社の全額出資により、弘前に設立されました。コネクタをはじめとする精密電子部品の開発・製造を幅広く手掛ける企業として、高い評価と信頼をいただくまでになっています。
国内、海外に展開する航空電子グループのグローバル展開において、当社は航空電子グループのマザーファクトリーとして位置づけられ、エレクトロニクスの技術革新の一翼を担っております。「当社の開発する技術が、お客様の独創的な商品開発に新しい扉を拓きます。」をグローバルスローガンに掲げ、生産活動を行っています。
また、「限りなく変化する社会のニーズに応えて、たえまなく開拓し、創造することが企業の使命である。」「開拓と創造は独立自由の環境に生まれ、たゆまぬ探求と自ら困難を打開する行動によって育つ。」などを企業理念として掲げています。
■社風
有給休暇も比較的自由に使えるほか、間接部門については、フレックスタイム制が導入されているため、働きやすい社風となっています。
■新人研修
新人研修は、会社概要、安全衛生関係等の座学研修、配属先の職場でのOJTなどを行います。
ーふじポンー
すごく大きな工場ですね。何人くらいの方が働いていますか。
ー工藤さんー
直接雇用の従業員が約800人で、派遣、請負を含めると約2000人近くが働いています。
ーふじポンー
やはり地元の方が多いですか。
ー工藤さんー
親会社から出張で来ている技術者を除くと、ほぼ地元の方です。
ーふじポンー
御社が強みとされていることを教えてください。
ー工藤さんー
航空電子グループの中でも新製品の立ち上げ拠点となる生産技術力、高難度品(低背、低ピッチ)の生産が可能なことです。また、一貫生産体制で物づくりができることも、強みのひとつです。
ーふじポンー
タブレット端末やパソコン、スマホのほか、自動車関連などに御社の製品が使用されているということですが、世界でのシェアはどのくらいですか。
ー工藤さんー
コネクタでは、国内はもとより、世界でもトップ10に入る生産量を誇っています。コネクタ以外では、航空電子グループがシェア100%を誇る新幹線車両の連結器、それに、防衛省関係の仕事も多いですし、国産の小惑星探査機「はやぶさ」にも、グループ会社が手掛けた部品が使われています。
ーふじポンー
はやぶさにも使われているのですか。驚きました。下町ロケットのような夢のある話ですね。仕事のやりがいにも通じますね。
ー工藤さんー
自分たちが作ったものが、いろいろな電気・電子機器に使われているということで、誇りを持って仕事ができます。
ーふじポンー
今回の募集について教えてください。
ー工藤さんー
中途採用で技術者を募集しています。採用は7人の予定です。男女は問いません。女性が働きやすい職場で、育児休暇の完全取得のほか、男女は、育児アシスト制度があり、お子さんの誕生や小中高の入学時には一時金が支給されます。
ーふじポンー
最後に、これからの目標や抱負などについてお聞かせください。
ー工藤さんー
「日本一のコネクタ工場にする」を目標に生産活動を行っていますが、現行のタブレット、PC、スマホの中国への展開、海外の自動車関係に力を入れていきます。