■企業概要
金剛グループは、7店舗の飲食店を運営しているほか、仕出しケータリング事業、店舗ブランドを生かした商品企画販売を行っています。グループの中核である株式会社金剛は1931年に創業し、昨年、創業85周年を迎えた日本料理店です。『日本の文化と伝統を大切に「食」に関するあらゆるシーンをプロデュースし、感動と笑顔あふれる喜びを提供する』という理念を掲げています。
■社風
現在スタッフはグループ全体で約100名。「お客様に来た時よりも幸せな気持ちで帰っていただきたい」という思いで各業務に取り組んでいます。営業前のミーティングから普段のコミュニケーションまで、スタッフ同士の情報共有を重要視。全ての仕事がバランスよく機能するよう、グループ単位でも交流の場を設けています。「できるスタッフ」以上に「頑張って成長したスタッフ」を評価する社風で、意欲を持って働ける環境です。
■新人研修
初日は会社の歴史・概要などを覚えます。その後は和室での振る舞い方、言葉遣いなどについて座学で研修。着物を着てロープレ等も行いながら業務への理解を深めます。しばらくはセッティングなど裏方の仕事を中心にした業務で徐々に接客に慣れていくことができるため、安心です。
ーふじポンー
仲居さんのお仕事って、奥が深そうですね。
ー下井田さんー
ほかではなかなか学ぶことができない和の文化や、仲居としての接客のイロハを学ぶことができます。着物での振る舞いも仕事をしながら身に付けられます。
ーふじポンー
仲居さんのお仕事でやりがいを感じるのはどういうときですか?
ー下井田さんー
美しい料理を見たお客様が歓声をあげたり、お料理の一つ一つを褒めていただいたりすると嬉しく思います。常連のお客様が多いので、お名前を覚えていただけるのも励みになります。
ー磯島さんー
私は初めてのお客様でもお顔とお名前を覚えることを心掛けています。次に来店されたときに、お名前で呼ばれるとお客様のお店に対する印象が違ってくると思いますし、多くのお客様にリピーターになっていただけるように、これからもおもてなしの心で接客に努めたいです。
ー木村さんー
ずっと着物を着る仕事にあこがれがありました。仕事では、お客様から見て素敵だなと思われる立ち居振る舞いに気を配っています。結納やお子様の誕生祝いなどお客様の人生の大事な場面に立ち会える仕事で、お客様から「すごくいい時間をありがとう」などお声を掛けていただいたときには、本当にやりがいを感じます。
ーふじポンー
フロントのお仕事はどんな感じですか?
ー下井田さんー
予約の受付など電話での対応がメーンになります。電話を通してお客様と接する大事なお仕事ですし、宴会やご法事などの席順等、専門的な知識を必要とする仕事でもあります。
ーふじポンー
現在どういうことに力を入れて取り組まれていますか?
ー下井田さんー
割烹金剛をご存知ないお客様も多いので、気軽にお食事を召し上がれるよう、ランチメニューを充実したり、酒造メーカーさんとのコラボイベントを実施したりしています。また、結納や長寿祝いなどでも安心して任せていただけるように、各種プランの充実を図っています。