■会社概要
平成10年9月、北上市に創業。地元に根ざした人材派遣をメインに幅広く事業を展開しています。社名の由来は、パーソナール(人材)、プラント(製造業)、パーティー(集まる)の3つの頭文字をとったもので、「良い人材が集まる会社」という意味が込められています。派遣先は、北上近郊エリアを中心に、自動車、半導体関連など大手メーカーの機械製造から総菜など食品加工まで多業種にわたっています。
■社風
「人のためになる」を企業理念として掲げ、派遣社員の皆様と派遣先である地元企業が有益な関係を築くことができるように努めています。「地元を元気にしたい」という思いが、創業から今日に至るまで受け継がれ、活動の原動力となっています。そのために、地元の人材を採用し、育て、派遣先の企業と協力しながら、正社員化を実現することを、最終的な終着点(目的)としています。正社員として採用されることで従業員の幸福と企業の発展が成し遂げられ、地元が元気になるという考えです。
ーふじポンー
この仕事に携わるようになったきっかけを教えてください。
ー藤原社長ー
私は北上市の出身で、長く製造業の現場におりました。会社を立ち上げた平成10年は金融不安などによる企業倒産が相次ぎ、失業率が史上最悪となった年でした。リストラされて、仕事がなくなった人があふれるなか、仕事を探す人たちの期待を背に、地元企業への売り込みに駆け回りました。それが、現在に至る会社のはじまりです。
ーふじポンー
貴社のホームページを拝見すると、女性が活躍しているというイメージがあります。働きたい女性へのバックアップは心強いですね。
ー藤原社長ー
ある時期、男性の募集でしたが、面接に訪れる方が女性ばかりという時があって、女性をどんどん企業に紹介しました。派遣先での女性たちの仕事ぶりが評価されて、積極的に採用する企業が増えたという経緯もあります。一番もったいないと思うのは、若くて、働きたいという意欲が見えるのに、働き先がないことです。結婚退職後、社会復帰する際に、一番身近に感じるのは派遣会社ではないでしょうか。出産をきっかけに仕事を辞めた人が、また仕事に戻るケースも多いです。そういう女性をしっかりサポートすることで、正社員化につながればと思っています。
ーふじポンー
最終着地点は「正社員登用」とありますが、社長さんの思いをお聞かせください。
ー藤原社長ー
正社員というよりも、派遣先企業での直雇用ということになりますが、私たちはそれを正社員化と呼んでいます。地元で採用した人が、地元の企業で正社員となることで、地元が元気になる。派遣先で働く期間は1年かもしれないし、半年かもしれない。派遣期間が終了しても、私たちは仕事を提供し続けます。そうしているうちに、どこかの企業で正社員になってほしい。そのためのサポートには力を惜しみません。