■事業概要
平成23年、地域に住む高齢者の生活を支えるため釜石市でスーパーをオープンした有限会社丸和。開店翌日に震災があり宅配弁当の需要が高まったことから、同市でお弁当の配送サービスを始めることとなりました。昨年7月からは、沿岸各地域で食材を扱う業者や人気店と連携してつくったお弁当を宅配する事業「シェフズ弁当」を開始。釜石・大船渡・気仙沼といった、沿岸各地域の食材を使用した料理や人気店のメニューをお弁当にして宅配しています。本年3月には同事業を盛岡エリアに拡大。現在、盛岡エリアの責任者1名・キッチン約3名・オペレーター約3名・配達スタッフ約5名を募集しているところです。
■新人研修
新入社員は、企業理念、事業目的、基本的な考えを理解することから始めます。担当マネジャーまたは部門チーフ指導のもと数ケ月の研修を経、その後も担当マネジャーからの定期的なメンタリングを受けながら仕事を進めていきます。
■今後の展開
商圏人口10万人以下の釜石・大船渡地区、そして30万地方都市である盛岡での一定程度の成果は、他地域エリアでの展開を可能にするという考えから、早期に盛岡モデルを確立し、システム化を進めていくこととしています。
ーふじポンー
シェフズ弁当、いろんな種類があっておいしそう♪沿岸の有名店の料理を盛岡でも食べることができるなんて嬉しい!
ー小澤代表取締役ー
単なるお弁当の宅配で終わらず、事業者・企業・お客様の『三方よし』の事業効果を期待できる新たな地域活性化モデルを構築していきたいという思いです。お弁当を出すことで、出店事業者様にとっては知名度・売上向上のほか新規顧客開拓にもつながりますし、お客様にとっては地域色豊かな有名店のお弁当がいつでも食べられる便利さと、満足感を味わうことができます。
ーふじポンー
お弁当を味わったら、今度は直接店舗に行って食べたくなりそう。
ー小澤代表取締役ー
釜石をはじめ沿岸地域は、今後、復興需要が減少していきますので、それに伴い交流人口も減っていくことが予想されます。そうした状況の中、地域の飲食店が地元という枠を超えて商売できる仕組みをつくっていければいいですね。
ー高澤さんー
お店や事業者さん側からすれば、レシピ等の企業秘密にもかかわってきますので許可をいただくのが難しい場合もあります。ですが、そうした中でも趣旨を理解した上で協力していただける方もおりますので、これからどんどん可能性が広がっていく事業だと思いますよ。
ーふじポンー
将来性ありますね!勤務地は盛岡ですか?
ー小澤代表取締役ー
肴町Nanak内の「手づくり惣菜《ななʼズキッチン》」が勤務場所です。ここでは、営業・マネージャー経験のある方を対象に、シェフズ弁当の盛岡エリアマネージャーを募集しています。業務内容はコラボしていただける盛岡飲食店様の開拓、お客様へのご案内のほか、新メニューの企画などです。マネージャーと併せ、キッチン、オペレーター、配達の各スタッフも同時募集しておりますので、人と接するのが好きな方はぜひいらしてください。
私たちと一緒に新しいものをつくりあげる喜びを感じながら、地域貢献につながるこのシェフズ弁当のブランドを大きくしていきましょう。