■企業概要

平成25年8月に本社（有限会社上中屋敷重機）から運送業を切り離し、設立されたまだ若い会社です。荷主様や従業員ともいろいろと相談しながら安全第一のもと、業務を進めてまいりました。運送部門では、11.7t積セルフ、8.8t積クレーン（4.9t吊り）、25tトレーラー、30tトレーラー、24t積けん引ダンプトレーラーがあり、建設重機や建設備品、鉄骨などの運搬を展開しています。建設部門では、10tダンプがグループ全体で22台あり、岩手県を中心に展開しております。
岩手県トラック協会からのアドバイスをもとに、「安全こそ最大の顧客満足」というテーマで展開中です。モットーは、荷主様からの要望を、運行管理者やドライバーと相談しながら無理なく安全に、確実にお届けすること。その経過においては、ドライバーよりNGの意見が出ることもありますが、もちろんそうした意見も尊重しながら、常に冷静なモチベーションをもって業務を進めています。

■社風

自由度もある程度ありますし、先輩従業員も気さくに話してくれます。ただ、仕事は、生身の人間が重機を扱うので、安全第一で慎重です。

■新人研修

運転の適性診断、初任運転者研修を受けていただきます。同時に先輩乗務員に同乗しての実践訓練などを経て、1人で作業を行っていただきます。

ーふじポンー

御社の強みとしているところをお聞かせください。

ー舘澤代表取締役ー

4.9t吊りの大型ユニック車を所有していることと、ドライバーのテクニックが優れていることが、弊社の強みではないでしょうか。現在、けん引トレーラーを2台所有していますが、東日本大震災の時に、トレーラーが不足し、現地に思うように重機を運べなかったことから、必要に迫られて導入したものです。自社所有なので、現場の都合にあわせて重機を運搬できるメリットがあります。

ーふじポンー

数多くの現場で力を発揮されてきた社長さんにとって、どういうところに仕事のやりがいを感じますか。

ー舘澤代表取締役ー

「安全は、最大の顧客」をモットーとしていますが、これこそが、やりがいとなっています。建設現場において、重要な役割を果たす建設重機、建設備品などを安全に運び、工期に間に合わせる重要なポジションであると考えております。そこにやりがいもあります。

ーふじポンー

免許は、どんな種類が必要ですか？

ー舘澤代表取締役ー

大型の免許があれば、大丈夫です。時には、建設機械を動かす時もありますので、けん引や車両系建設機械の免許があれば更に活躍できます。入社後、重機オペレーターを目指す方もいますが、途中で挫折する方が多いのも事実です。重機は奥の深い仕事で、土の動かし方ひとつで重機の燃費が変わるなどオペレーターの技能が問われます。経験が必要で、それだけにやりがいも大きいと思います。

ーふじポンー

最後に、これからの目標や抱負などについてお聞かせください。

ー舘澤代表取締役ー

荷主様の要望にも応えながら、さらに安全な環境を完全なものにしていきます。国土交通省が推進する、事業展開して3年後に認定資格が得られる安全性優良事業所（Gマーク事業所）の取得を目指します。働いている本人はもちろん、ご家族やお知り合いが誇りを持てる会社にしていきます。東北全域、関東圏へも展開していきたいと考えているところです。