■企業概要
経験・実績豊富な職人集団として、大手ゼネコン・全国規模のハウジングメーカー新築にかかる防水施工「シーリング工事」をメーンに行う企業です。改修工事については、独自のプランニングで建物の老朽化や粗悪な防水施工品質をローコストで改善・解消。初めから全ての改修を提案するのではなく、顧客の要望と予算に沿い必要な箇所の調査・工事を行っています。
■職場について
迅速かつ安全に作業し、顧客のニーズに合わせた高品質なサービスを提供するのが仕事です。従業員一同、一致団結して業務に取り組んでいます。社員数は職人が13名、管理職が3名の計16名。社内レクリエーションも従業員が企画するなど、交流が盛んでまとまりのある会社です。若い2級施工技能士がいる現場については、事故等を防ぐための指導をすることがありますが、ベテラン職人については基本的に現場の裁量に任されます。判断力等が磨かれ、独立する力も養われる環境です。
■研修制度
研修は現場のルールを指導するところからスタート。作業工程や技術の基礎を学んでいきます。先輩社員が本人のペースに合わせ指導を進めるため、未経験からの入社でも安心です。
ーふじポンー
御社で行っている「シーリング工事」とは、どういったものなんですか?
ー玉熊社長ー
外壁とサッシの隙間や外壁同士の隙間、サッシと窓ガラスの隙間などに防水剤等を塗る、あるいは貼るなどして隙間を埋めることで、漏水防止を図る工事です。現在、岩手医科大学の移転工事など新築の施工も行っているのですが、普段は修繕工事のニーズが多いですね。
ーふじポンー
外から見えないところですが、建物を維持するためにすごく重要な役割を担っているんですね!
ー玉熊社長ー
表面上は分からなくても、丁寧な下地処理を行った工事では10年以上の防水性が維持されるのに対し、手を抜いた施工は数年で劣化し雨漏りが発生しやすくなります。弊社にはシーリング防水の1級施工技能士が、私を含め11名在籍しておりますので、迅速かつ丁寧な施工を行うことが可能です。品質には万全を期し、クレームは絶対に出しません。
ーふじポンー
そんな職人集団の中で働いてたら、自然と高い技術が身に付きそう。
ー玉熊社長ー
シーリング工事には匠の技を競う全国大会がありまして、そこでも弊社の社員が優れた成績を残しています。周囲のレベルが高いので、自ずと職人の考え方や技術が培われていくんですよね。シーリング防水の1級施工技能士資格を取るまでだいたい7年ほどかかるのですが、一度取得すれば一生使えるスキルになります。資格取得後は弊社に残るのも独立するのも自由です。私自身、28歳のときに1級の資格を取ってから以前いた会社を辞め、独立しました。向上心を持って働くことが大事だと思います。
ーふじポンー
専門知識がなくてもやる気があれば上を目指せる?
ー玉熊社長ー
中卒でも大卒でも必要なのは技術力です。例えば、昔素行が悪くてろくに学校に行かないまま大人になり、「俺なんて」と思いながら生活のために漠然とアルバイトを続けている方や、エンジンをかけるきっかけを探している方など、磨けば光るものを持っている人がまだたくさんいると思います。一度社会のレールからはずれても、手に職をつければいくらでも上を目指すことができますので、ぜひこの環境を利用して成長してください。